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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は12日、プールB・1次ラウンド第4戦の日本対オーストラリアの試合が行われ、日本が7-1で完勝した。
■「子どものころから夢見ていた」と大谷
初回、自身の看板を直撃する特大の先制3ランを放った大谷翔平は試合後、お立ち台に上がった。
大谷は4戦目にして待望の初本塁打に「貴重な先制点だったので、早く1本打ちたいなと思ってましたけどいいホームランだったと思います」と語り、「良い角度であがってくれたので入ってくれという気持ちで見てました。いい景色でした」と自身のホームランを振り返った。
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初回、打球の行方を確信する大谷翔平 (C) Getty Images
自身初出場となったWBCでのホームランについて「子どものころから夢見てましたし、また次の試合でも打てればいい」と言及。
1番ラーズ・ヌートバー、2番近藤健介とのトリオが機能しているが、「ほとんどの確率でランナーがいる場面で回してもらっているので、自分の仕事をし本当に返すことを意識して打席に立っています」と役割分担できていると明かした。日本チームについては「どこからでも点が取れる、投手も良いピッチャーがそろっている」と充実の陣容がそろっていると述べた。
これまで「声援が足りない」ろリクエストしていたが、今日の東京ドームの歓声については「まあまあでした」と笑顔を見せ、球場の笑いを誘った。16日から始まる準々決勝ラウンドに向けて「まだまだ気合入れて優勝目指していくので応援お願いします」と力強く宣言。3大会ぶりの世界一奪還を誓った。
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文●SPREAD編集部