【サウジカップデー】海外ブックメーカーは日本馬を支持 ターフSは前年覇者ソングラインが1人気 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【サウジカップデー】海外ブックメーカーは日本馬を支持 ターフSは前年覇者ソングラインが1人気

新着 ビジネス
【サウジカップデー】海外ブックメーカーは日本馬を支持 ターフSは前年覇者ソングラインが1人気
  • 【サウジカップデー】海外ブックメーカーは日本馬を支持 ターフSは前年覇者ソングラインが1人気

賞金総額2000万米ドル(約27億円)を誇る世界最高賞金レース・サウジC(GI、ダ1800m)を含むサウジカップデー諸競走は25日(日本時間25・26日)、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる。

日本からは昨年の最優秀ダートホースであるカフェファラオ、昨年のチャンピオンズC1着のジュンライトボルト、天皇賞・秋の逃走劇で競馬ファンを沸かせたパンサラッサなど、日本競馬界を代表する強豪馬20頭が出走予定。

ここでは日本馬が出走予定となっている1351ターフスプリント(沙GⅢ、芝1351m)、レッドシーターフハンデキャップ(沙GⅢ、芝3000m)、サウジダービー(沙GⅢ、ダ1600m)について、海外ブックメーカー大手である「William Hill」のオッズ(22日時点)を参照に、対抗馬との力関係を紹介する。

◆【サウジカップデー】日本馬の悲願達成なるか サウジCはチャンピオンズC覇者ジュンライトボルトが3人気

■1351ターフスプリントはソングラインの連覇に期待

昨年はソングラインが最終直線でカサクリード、ハッピーロマンスとの叩き合いをクビ差で制したレース。日本からは昨年の覇者であるソングラインを筆頭に、バスラットレオンラウダシオンレシステンシアの4頭が出走予定となった。また今年は昨年ゴール直前まで接戦を演じた、ハッピーロマンスやカサクリードも出走を予定している。

事前オッズでは昨年の覇者であり、その後安田記念も制したソングラインが3.25倍の1番人気。昨年のジャックルマロワ賞(仏GI、1600m)にも出走したバスラットレオンが4.33倍、2番人気、さらにレシステンシアが7.00倍3番人気と日本馬が上位を独占している。

対抗馬は昨年の上位2頭。昨年2着のカサクリードはこれまでの1400mまでの実績から11.00倍に支持されているが、直近のブリーダーズカップターフスプリントでは9着。また昨年3着のハッピーロマンスも11.00倍と人気を集めているものの、2022年は白星を挙げられずにいる。

日本馬優勢の状況となった本レースでソングラインの連覇はあるか注目したい。

ソングライン 3.25倍 バスラットレオン 4.33倍レシステンシア 7.00倍ハッピーロマンス 11.00倍カサクリード 11.00倍ポゴ 13.00倍ラーエド 13.00倍ルサイル 13.00倍ラウダシオン 21.00倍ロズガー 21.00倍ギャラス 21.00倍

■レッドシーターフHは日本と欧州のステイヤー対決に注目

昨年はステイフーリッシュがスタートからハナを奪い逃げ切り。豊富なスタミナを見せつけ、2着馬とは4馬身半差をつける圧勝劇となった。今年の日本馬は長距離での実績が豊富なシルヴァーソニックと今年に入り調子を上げているエヒトが参戦。2頭とも上位人気に支持されており、ここでも活躍が期待される。

ライバルとなるのは英チャンピオンズロングディスタンスC(英GⅡ、芝3200m)で3着に粘り込んだトローラーマンが有力。過去のデータを見ても2400m以上のレースでは【3.0.2.2】勝率42.9%という実績を誇り、本レースでも好走の気配が漂う。

また欧州屈指のステイヤー、サブジェクティビストの復活にも目が離せない。2021年英ゴールドカップ(英GI、芝3990m)を制覇後戦線を離れていたが、本レースにて復帰。過去には20年のロワイヤルオーク賞(仏GI、3100m)を制するなど、長距離レースでの実績は豊富。長期休養明けとはいえ軽視はできない存在だ。

日本ステイヤーの連覇か欧州強豪馬の激走か、スタミナ自慢の名馬たちが激突する。

トローラーマン 5.00倍シルヴァーソニック 5.00倍サブジェクティビスト 5.50倍エヒト 5.50倍エネミー 10.00倍シスファハン 13.00倍アルカリーム 13.00倍ゲットシャーティー 15.00倍ビッグコール 26.00倍ネイトザグレート 26.00倍ピンユアホップス 34.00倍マイフランケル 34.00倍マスターギャツビー 34.00倍

■サウジダービーではアメリカダート界の新星を打ち負かせるか

昨年はセキフウとコンシリエーレが出走するも、アメリカのパインハーストに惜敗。日本調教馬の3連覇は逃したものの、勝利まであと一歩という好レースを披露した。

今年はリベンジをかけ、コンティノアールデルマソトガケエコロアレスフロムダスクの4頭が出走する。日本馬の中ではダート1600mの勝利実績があるコンティノアールとデルマソトガケが有力。オッズも9.00倍の2番人気と2頭とも厚い支持を受けている。

しかし大本命は、アメリカダート界ですでに重賞3勝目を挙げているハヴンアメルトダウンだろう。これまでダート1400mまでしか出走したことはないが、昨年のベストパルS(米GⅢ、ダ1200m)ではレースレコードとなる1分10秒22をマークし優勝するなど、3歳馬ながら数々の実績を残している。

アメリカダート界の新星相手に、日本調教馬が昨年のリベンジを果たせるのか。

ハヴンアメルトダウン 2.50倍コンティノアール 9.00倍デルマソトガケ 9.00倍フロムダスク 11.00倍エコロアレス 13.00倍エスウニコ 15.00倍マイマップ 15.00倍コミッショナーキング 15.00倍ローレライ 17.00倍アルムレム 21.00倍アルムルタジズ 21.00倍アッタアルガリ 21.00倍バールブ 21.00倍

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

◆【サウジカップデー】日本馬の悲願達成なるか サウジCはチャンピオンズC覇者ジュンライトボルトが3人気

◆福永祐一、サウジダービーとリヤドダートスプリントに参戦 「いい形で締めくくれたら最高」

◆【中山記念2023予想】過去10年データ・傾向、追い切り、枠順、出走馬、動画など

文●塚本元気(SPREAD編集部)

《SPREAD》
page top