ヴィッセル神戸の武藤嘉紀、酒井高徳、楽天ソシオビジネスの藤井美穂は8日、楽天グループ株式会社（以下、楽天）が創業25周年を機にスタートさせた「スポーツの未来を共に創ろう‐ A BETTER FUTURE TOGETHER ‐」のイベント「選手と一緒にスポーツを贈ろう！プロジェクト」発表会に登場。楽天の取り組みに加え、トークセッションでスポーツの夢についてなど語った。
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■VARは「進歩というよりやり方が変わった」と武藤
楽天は武藤、酒井、藤井らが使用したグッズを出品、その売上をスポーツ助成団体に寄付するプロジェクトを実施。今回はそのキックオフを記念してのイベントとなった。
「スポーツの力で日本に活気を戻していきたい」と語る武藤 提供：楽天
この日、参加者70名に歓迎され武藤、酒井、藤井が登壇。まずは各選手が考える「よりよい未来」について求められると酒井は「自分の主張だけを伝えるのではなく、相手の意見を聞くことを大切にしています」と、藤井は「パラスポーツはまだまだメジャーではないと感じています。もっと幅広く挑戦できる環境があったら良いなと思っています」とそれぞれコメントを寄せた。武藤は「スポーツの力で日本に活気を戻していきたい。スポーツの力で日本に活気を戻さないといけないと思います。スポーツイベントなどに関心が集まるようにしていくと、もっと日本がエネルギッシュな国になると思います」と今後の夢を語った。
また記者団からワールドカップ・カタール大会の感想を求められると、酒井は「諦めない気持ち、信じることの大切さを感じました」とコメント。武藤はVAR判定などについて「日本代表はテクノロジーがあったからスペインの撃破にもつながったし、歓喜に沸いた日本と涙したスペインという立場があった。進歩というよりやり方が変わったと思っています」と持論を述べた。
「諦めない気持ちが大事」とW杯を振り返る酒井 提供：楽天
さらに3選手からは、来場した子どもたちに向けプレゼント贈呈、記念撮影のひと幕も。この日、選手から提供されたグッズは楽天ラクマで販売、スポーツ助成団体に還元される。
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文●SPREAD編集部
