5日（日本時間6日）に28歳の誕生日を迎えたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、敵地でのフロリダ・マーリンズ戦に「3番DH」で先発出場。3打数無安打1四球で、打率は.259となった。期待されたバースデー弾は不発に終わったが、7回には6試合ぶりの盗塁となる二盗に成功した。
試合はエンゼルスが1ー2で敗れて4連敗。借金は今季最多の8となった。大谷は6日（同7日）、8勝目をかけて先発のマウンドに上がる予定となっている。
◆【Twitterの投稿】大谷翔平の誕生日に大谷ファンと公言するアナリストが「もっともユニークな才能を持った選手」と絶賛
■地元メディア「あなたは唯一無二の存在」
28歳の誕生日を迎えた大谷に対して、祝福の声が一斉にあがった。まず、エンゼルスの公式Twitterが日本語で「翔平 お誕生日おめでとう！」とつづれば、「MLB Europe」は「ハッピーバースデー、ユニコーン ショウヘイ・オオタニ」と投稿した。
大谷ファンを公言する「FOX sports」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も発信。「私の親友、ショウヘイ・オオタニの誕生日をお祝いしたいと思います。もっともユニークな才能を持った選手」と記すとともに、大谷とのツーショット写真をアップした。
そして、地元メディア『Anaheim Sports』は、「ハッピーバースデー、ショウヘイ・オオタニ ポジティブなロールモデルであり、素晴らしいチームメートであり、多くの努力と情熱と気品を持ち、野球界を代表してプレーしてくれてありがとう。あなたは唯一無二の存在であり、アナハイムにあなたがいることは私たちの誇りであり幸運です」と熱いメッセージを寄せた。
■バースデー弾不発も今季9個目の盗塁決める
敵地ファンも祝福する中、試合に臨んだ大谷。28歳の初打席は、初回2死走者なしの場面で迎えたが、三ゴロに終わった。4回2死走者なしの2打席目も三ゴロ。2点を追う7回無死一塁の第3打席は投ゴロに倒れたが、併殺崩れで一塁に残り、続くテイラー・ウォードの2球目に二盗に成功。6試合ぶりの盗塁で、今季9個目をマークした。
2点差のまま迎えた9回の第4打席は、1死一、二塁の好機で巡ってきた。一発逆転の場面で救援左腕タナー・スコットと対戦し、粘った末に四球で出塁した。エンゼルスは続くウォードの中犠飛で1点差に詰め寄ったが、追い上げもここまで。最後はジャレッド・ウォルシュが打ち取られて試合終了となった。
試合は、地元紙『マイアミ・ヘラルド』が、「マーリンズのスター、サンディ・アルカンタラがトラウト、オオタニそしてエンゼルスを2安打に封じ込める活躍」という見出しを掲げて報じたように、6月の月間MVPに輝いた相手先発右腕アルカンタラの快投が光り、エンゼルス打線は沈黙した。
バースデー弾は不発に終わった大谷だが、6日（同7日）には8勝目を狙う先発登板が予定されており、今度は「28歳・初白星」に期待が集まる。
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文・SPREAD編集部
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— Ben Verlander (@BenVerlander) July 6, 2022
