【京都牝馬S/穴ライズ】前走敗戦で“人気落ち”の伏兵 折り合い不安“解消”で「絶好の狙い目」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【京都牝馬S/穴ライズ】前走敗戦で“人気落ち”の伏兵 折り合い不安“解消”で「絶好の狙い目」

新着 ビジネス
【京都牝馬S/穴ライズ】前走敗戦で“人気落ち”の伏兵 折り合い不安“解消”で「絶好の狙い目」
  • 【京都牝馬S/穴ライズ】前走敗戦で“人気落ち”の伏兵 折り合い不安“解消”で「絶好の狙い目」

過去10年、京都牝馬Sにおける1番人気の成績は【5-2-0-3】で勝率50%、連対率も70%と好調。近年ではサウンドキアラやレッツゴードンキ、クイーンズリングらGI好走馬が勝利しているが、今年はNHKマイルCで3着に好走経験のあるギルデッドミラーの1頭しかGI好走馬がおらず、難解な牝馬重賞となりそう。

また、厳冬期の牝馬重賞ということもあり、2019年には3連単の配当が150万超、15年には280万超をマークするなど波乱必至のレースとなっている。

高配当の立役者となっているのは前走で展開に恵まれず大敗した馬や、不利を受けて大きく着順を落としてしまった伏兵馬。今年はマイルCSに出走したロータスランドと前走ターコイズSで3着に好走したギルデッドミラーが有力視されるが、それでも前走のレース内容と適性を勘定しながら「穴馬」を発掘することが攻略のポイントとなる。

◆【フェブラリーステークス2022予想/データ攻略-前編】人気馬2頭に襲い掛かる「勝率0%」の鬼門 今年最初のGIは“波乱の可能性”

■オールアットワンス

前走の京阪杯では5番人気の支持を得るも8着に敗れ人気に応えられなかったが、馬場の荒れた内目を通ったことで脚が溜まらなかったことに加え、久々が影響して息が持たなかったことが大きな敗因だ。

しかし、終始掛かりっぱなしだった3走前の葵Sと比べると、折り合い面や道中の力みに進捗がみられた内容だった。残り2Fで鞍上がムチを2発入れた後は最後まで追うこともなかっただけに、久々を考えれば0秒7差の8着は上出来といった評価を与えられる。

また、半妹のプレサージュリフトは1勝馬ながら先週のクイーンCで勝利しており、血統面からも1ハロンの延長はむしろ歓迎といったところ。今回藤岡康太騎手に乗り替わりとなるが、折り合い面に進捗がみられたことでテン乗りでも問題はなく、叩き2戦目で迎える今回こそ絶好の狙い目だろう。

◆【京都牝馬ステークス2022予想/穴馬アナライズVol.2】惨敗続きの穴馬に”妙味” 条件好転で「軽視できない存在」

◆【京都牝馬ステークス2022予想/穴馬アナライズVol.3】推定8人気前後の人気薄 前走”度外視”で「上位争い必至」

◆【フェブラリーステークス2022予想/危険な人気馬-前編】上位人気の一角は“消し” 砂の王座決定戦で「買うべきではない」1頭とは

▼UMAJINチャンネル「必勝!岡井塾-フェブラリーS編」

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

《SPREAD》
page top