【ダカール・ラリー】7日目ステージ6はBRXのオーランド・テラノバが制す セバスチャン・ローブは総合3位に後退 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ダカール・ラリー】7日目ステージ6はBRXのオーランド・テラノバが制す セバスチャン・ローブは総合3位に後退

新着 ビジネス
【ダカール・ラリー】7日目ステージ6はBRXのオーランド・テラノバが制す セバスチャン・ローブは総合3位に後退
  • 【ダカール・ラリー】7日目ステージ6はBRXのオーランド・テラノバが制す セバスチャン・ローブは総合3位に後退

世界ラリーレイド選手権(W2RC)開幕戦、「ダカール・ラリー2022」は7日、前日に続きサウジアラビアの首都リヤド近郊でステージ6が行なわれ、BRXハンターのオーランド・テラノバが3時間6分45秒でトップ・フィニッシュ。2015年以来となるステージ優勝を果たした。2位にはアウディのマティアス・エクストローム、3位には地元サウジ、Overdrive Toyota(ODT)を駆るヤジード・アルラジが入った。

◆6日目ステージ5はトヨタのヘンク・ラテガンが初勝利を挙げる 総合順位はナッサー・アルアティヤとセバスチャン・ローブの一騎打ちか

■前日首位だったヘンク・ラテガンなどは苦戦

総計562kmのループ・コースは過去1週間の雨により、より困難を極め、そのあおりで前日首位だったTOYOTA GAZOO Racing(TGR)ヘンク・ラテガンや2番手だったBRXのセバスチャン・ローブなど上位スタート組は、早々にコースを見失う。むしろ15番手のアルラジ、16番手のテラノバなど中盤スタート組は首尾よくコースを選択、この日の上位に名を連ねる結果となった。

総合で首位を走るTGRのナッサー・アルアティヤはテラノバから6分16秒遅れの10位とまとめ、ポジションをキープ。一方、2位つけていたローブは、この日のコースロストが響き、トップとなったBRXの同僚から21分以上遅れてフィニッシュしたため、アルラジに逆転を許し、3位後退となった。

本日8日はサウジアラビアの安息日となるため、ラリーレイドは中日となるが、各陣営とも後半戦に向け、どのような戦略を整えて来るのか、まだまだ見どころは尽きない。

ステージ6(7日目)の結果

1.Orlando Terranova/Dani Oliveras Carreras (Bahrain Raid Xtreme) 3h06m45s2.Mattias Ekström/Emil Bergkvist (Audi) +1m06s3.Yazeed Al Rajhi/Michael Orr (Overdrive Toyota) +1m49s4.Brian Baragwanath/Leonard Cremer (Century) +3m06s5.Nani Roma/Alex Haro Bravo (Bahrain Raid Xtreme) +3m34s

10.Nasser Al-Attiyah/Mathieu Baumel (TOYOTA GAZOO Racing) +6m16s30.Sébastien Loeb/Fabian Lurquin (BAHRAIN RAID XTREME) +21m31s

総合順位(7日目終了時点)

1.Nasser Al-Attiyah/Mathieu Baumel (TOYOTA GAZOO Racing) 20h37m24s2.Yazeed Al Rajhi/Michael Orr (Overdrive Toyota) +50m19s3.Sébastien Loeb/Fabian Lurquin (Bahrain Raid Xtreme) +50m25s4.GINIEL DE VILLIERS/DENNIS MURPHY(TOYOTA GAZOO Racing) +56m56s5.Lucio Alvarez/Armand Monleon (Overdrive Toyota +1h06m58s

◆5日目ステージ4はトヨタのナッサー・アルアティヤが首位フィニッシュ 総合順位でも2位セバスチャン・ローブとの差を広げる

◆2022年世界ラリーレイド選手権初開催 トヨタは3年ぶりのダカール・ラリー奪還を誓う

◆「世界一過酷」な大砂漠のレース、その光と影 ダカールラリー2021を振り返って

文・SPREAD編集部

《SPREAD》
page top