【プロ野球】宮城大弥が本命も、侮れない伊藤大海の好スタッツ 3投手が絡むパ・リーグ新人王争いを予想 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】宮城大弥が本命も、侮れない伊藤大海の好スタッツ 3投手が絡むパ・リーグ新人王争いを予想

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【プロ野球】宮城大弥が本命も、侮れない伊藤大海の好スタッツ 3投手が絡むパ・リーグ新人王争いを予想
  • 【プロ野球】宮城大弥が本命も、侮れない伊藤大海の好スタッツ 3投手が絡むパ・リーグ新人王争いを予想

ヤクルトの日本一で幕を閉じた2021年のプロ野球シーズンだが、15日には『NPB AWARDS 2021』が開催される。

ここではその前に注目の「新人王」を予想したい。パ・リーグもセ・リーグほどではないが、3人の先発投手がハイレベルな争いを繰り広げた。

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■リーグ制覇に貢献の宮城か、五輪でも活躍の伊藤か

最有力と目されているのが宮城大弥(オリックス)で、13勝4敗、防御率2.51と勝利数、防御率で他の2人をリードしている。チームは25年ぶりのリーグ優勝を果たし、日本シリーズでも好投したが、高卒2年目、さらに9月以降は黒星が先行するなど、印象面で不利な点もなくはない。

その宮城を追うのが、ともに大学からドラフト1位入団した伊藤大海(日本ハム)早川隆久(楽天)の2人。伊藤は10勝9敗と2桁勝利に到達し、防御率も2点台(2.90)を記録。141奪三振は宮城の131奪三振を上回った。開幕直後には23イニング連続奪三振の新人タイ記録をマークし、東京五輪でも3試合に登板して準決勝の韓国戦では勝利投手になるなど、金メダル獲得に貢献した。

一方、シーズン前の予想では新人王の最有力候補とされた早川は、交流戦終了時までに7勝と快調なペースだったが、9勝目を挙げた試合から5度の挑戦を生かすことができず、9勝7敗と2桁に届かなかった。防御率(3.86)、奪三振(127)といずれも2人に遅れを取り、やや不利な状況と言えそうだ。

これらを踏まえると、「本命・宮城、対抗・伊藤」の争いか。左のエースとしてオリックス躍進の象徴となった宮城が得票を伸ばしそうだが、プロ1年目からローテーションを守り抜き、10勝、防御率2点台と堂々たる成績を残した伊藤も侮れない。蓋を開けてみれば、“接戦”となることも充分あるはずだ。

全国の新聞、通信、放送各社に所属し、5年以上プロ野球を担当している記者による投票で決まる新人王。ハイレベルな争いや好成績を収めた場合、「特別表彰」を贈られる場合が多く、今年も「新人特別賞」の設置は間違いないだろうが、それでも正式は「新人王」はセ・パ1人ずつのみ。果たして、「人生に一度のみ」のチャンスをものにするのは「誰」になるのだろうか。

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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB

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