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ロッテ・レアードは、25日の試合で本塁打を放つなど大台の30号へ王手をかけた。打点も93打点とリーグ2位と打点王の可能性もある。得点圏打率3割超えの勝負強い打撃で、残りの試合で勝利に貢献する一打を打つことはできるか。
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■勝負強い打撃が目立つ
優勝するためには残り3試合を2勝1分以上の成績が必要となったロッテ。負けられない状況となった中で注目なのが、4番に座るレアードだ。
今季ここまで打率.261、29本塁打、93打点の成績を残し、本塁打、打点はともにチームトップ。10月に入ってやや調子を落とし、最近10試合も42打数8安打の打率.190という低打率となっている。だがその内容を見ると、タイムリー3本に加えて4本塁打を放ち、計9打点をマーク。類稀な勝負強さで、しっかりと得点源として働いている。
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残り3試合は、27日の楽天戦(楽天生命パーク)と29日、30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)。レアード個人を見ると、楽天戦は対戦打率.318で9本塁打、26打点と得意にしているが、日本ハム戦は対戦打率.217、2本塁打、8打点とやや苦手。負けられないプレッシャーのかかる試合が続く中で、レアードの高い得点力が逆転優勝への大きな武器となる。
(成績は10月25日時点)
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB