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■タイセイアベニール
前走のUHB賞では、アヌラーダプラからハナ差の2着だったタイセイアベニール。好位でスムーズに運んだ勝ち馬に対し、こちらは外々を回らされるロスがあったし、3キロ差の斤量を考えれば勝ちに等しい内容だったと言えよう。
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重賞にはこれまで8度挑戦し馬券圏内はないものの、昨年のセントウルSでは後のGI馬ダノンスマッシュからコンマ3秒差の4着など、数字以上に重賞でも善戦している。この実績であれば、今回のメンバーなら上位争いを演じてもいい。
昨年は前走UHB賞組がワンツー。そのうちの1頭であるライトオンキューは、連続での好走だった。6歳にして初タイトル獲得なるか、注目してみたい。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集長。旅行・アウトドア雑誌のライターを経て、競馬月刊誌「UMAJIN」の編集長として競馬業界へ。その後、Neo Sports社にて、「B.LEAGUE」「PGA」「RIZIN」等のスポーツ×ゲーミフィケーション事業に携わり、現在に至る。競馬は、1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。