ミネソタ・ツインズの前田健太投手がYouTubeチャンネルを更新。3月20日の投稿は要望が多かったというマエケン体操の本人による実演つき解説動画だ。
マエケン体操は広島東洋カープ時代から前田投手が行っている独特のルーティンで、登板する前に前傾姿勢で両腕をグルグル回すもの。
前田投手は試合前だけでなく、イニングとイニングの間にもマエケン体操で身体を解してからマウンドに向かう。
これまで野球教室で子どもたちに「マエケン体操やって」と言われることはあっても、きちんと教えたことはなかった前田投手だが、今回は視聴者をマエケン体操マスターにすべく立ち上がる。
高校時代から効果を実感 笑われても続けたマエケン体操
動画の後半では、なぜ前田投手がマエケン体操を始めたかも語られる。きっかけはPL学園時代に指導を受けたトレーナーから教えられたことだった。
独特の動きに対する照れもあり一緒に始めた選手はどんどんやめていったが、効果を実感した前田投手は続ける。
プロに入っても当初は先輩から笑われたというが、それでも続けているうちに1軍で活躍すると前田投手の代名詞として広まっていった。
「継続は力なり」と熱弁する前田投手。マエケン体操は肩甲骨周りの動きを滑らかにし、ケガの防止にも役立つため野球だけではなく、テニスやバレーボール、バドミントンなど、肩を使うようなスポーツをやっている人のほか、デスクワークなどで肩こりに悩む人たちにもオススメできるとした。