『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード2020』のうち7部門のノミネートが、1000を超える世界中のスポーツジャーナリストの投票により決定した。
『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード』は、世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催する賞。年に1度、スポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を称えるもので、今年は記念すべき20回目を迎えた。
今回ノミネートが発表されたのは年間最優秀男子選手部門、年間最優秀女子選手部門、年間最優秀チーム部門、年間最優秀成長部門、年間最優秀復活部門、年間最優秀障害者スポーツ選手部門、年間最優秀アクションスポーツ選手部門の7部門。
日本からは大坂なおみ選手が年間最優秀女子選手部門にノミネート。大坂選手は昨年の年間最優秀成長賞も受賞している。さらにラグビー日本代表も年間最優秀成長部門にノミネートされた。
ノミネート一覧
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各賞ノミネート理由
大坂なおみ
大坂選手は昨年のロ―レウス年間最優秀成長部門に続く2度目のノミネート。昨年は日本人で初めての受賞を果たした。
2018年9月の全米オープン優勝に続き、2019年1月には全豪オープンでも優勝を果たし、テニスでの女子シングルス4大大会2連続優勝という2015年のセリーナ・ウィリアムズ選手以来となる快挙を達成。
その功績が認められて今年は年間最優秀女子選手部門にノミネートされている。
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ラグビー日本代表
ラグビー日本代表チームは昨年のラグビーワールドカップでの活躍が評価され、ローレウス年間最優秀成長部門にノミネートされた。史上初のベスト8入りが懸かった強豪スコットランドとの試合では、4トライを挙げ28-21で勝利。決勝トーナメント進出を果たした。
その活躍は元オールブラックスのレジェンドで、ローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミー会長のショーン・フィッツパトリックさんからも絶賛されている。
「今回のラグビーワールドカップは衝撃的であり、興奮に満ちていた。開催国である日本の活躍は誰もが称賛するだろう。日本代表の選手たちは非常にエキサイティングで素晴らしいラグビーを見せ、日本ラグビー史上初めての決勝トーナメント進出という快挙で驚かせてくれた。
フィールド外でも、運営者とファンらがこのワールドカップを忘れられないものにしてくれた。日本代表がシックス・ネイションズかザ・ラグビーチャンピオンシップに参戦するのでは、という話も耳にするほど盛り上がっている。スポーツの未来に興奮を抱かせてくれる話だ。
彼らの素晴らしいパフォーマンスを祝福したい。彼らは個人にとっても、国にとっても、スポーツがいかに特別であるかということを具現化してくれた。ロ―レウス年間最優秀成長部門にとてもふさわしい候補だと思う」
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