日光トレイルランニング実行委員会は、第7回スポーツ振興賞にて「日光国立公園マウンテンランニング大会」がスポーツ庁 長官賞を受賞したことを発表した。
スポーツ振興賞は、スポーツを通じた健康づくり、スポーツを起爆剤としてツーリズムや産業振興、地域振興に貢献した団体、グループ、企業を表彰する企画だ。第7回目の開催となる今回、2015年9月の台風被害を受けた日光 ・鬼怒川に「元気を取り戻したい」という願いから、地元の有志が立ち上げたイベント「日光国立公園マウンテンランニング大会」の取組みがスポーツ庁長官賞に選定された。
選定の理由には、文化とスポーツを掛け合わせた世界遺産や国立公園を走るという自然を活かした立体的な取組、世界遺産二社一寺の関係者の協力を得るユニークさ、廃業したスキー場の利活用という視点のユニークさ、行政・補助金に頼らない地域一体となった大会運営などが挙げられている。授賞式は、5月22日(水)に東京ビッグサイトで開催されるSPORTEC2019展示会にて行われる予定だ。
日光国立公園マウンテンランニング大会は、第4回の開催が決定。30キロコースを40キロ、15キロコースを17キロへと延長して、11月10日(日)に開催する。エントリーは、公式サイトにて受付中だ。
《美坂柚木》
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