元体操選手の池谷直樹さんが引退後の2015年に立ち上げた、セリフのない新感覚アクロバットミュージカル「サムライ・ロック・オーケストラ」。
主宰の池谷さんやサムライ・ロック・オーケストラは様々なアーティストとつながりがあり、人気アイドルグループであるももいろクローバーZとは特に関わりが深い。
トップアスリートが集結
サムライ・ロック・オーケストラとは、世界レベルのアスリートやメダリストが、人間業と思えないような驚きのパーフォーマンスを披露するもの。
さらに生演奏やプロジェクションマッピングといった演出にもこだわっており、子供から大人まで楽しめる講演内容となっている。
池谷さんは現役引退後も様々な活動を行っており、特に2015年以降は演劇関連の活動に力を注いでいた。
その集大成ともいえるサムライ・ロック・オーケストラでは、立ち上げに携わったことはもちろん、出演や演出も担当。自らのパフォーマンスを通して、このミュージカルの面白さを体現している。
様々なアーティストのライブにも出演
そんなサムライ・ロック・オーケストラだが、様々なアーティストのライブにも出演している。代表例は、2015年に行われたTUBEのツアーに参加したことだ。
また、「ももいろクローバーZの味の素スタジアムライブ」に出演したことは特筆すべきだろう。
このライブは「夏のバカ騒ぎ」という企画で、ももクロとスポーツの融合をテーマとしている。
このテーマからサムライ・ロック・オーケストラも出演者に抜擢されたようで、体操や鉄棒、床といった演目をステージで披露している。
ももクロ・玉井を客演に迎えたことも
さらに、過去にはももいろクローバーZのメンバーである玉井詩織さんが、サムライ・ロック・オーケストラに出演したこともある。
玉井さんは2018年に行われた「マッスルファンタジー オズの魔法使い」の一部公演にて、 主役であるドロシー役を務めた。玉井さんは器械体操をやっていた経験もあり、大抜擢につながったという。
玉井さんは公演の中でももいろクローバーZの楽曲である「ラフスタイル」を披露した。
ちなみに、この楽曲を作詞・作曲した馬原美穂さんは、以前サムライ・ロック・オーケストラの公演に出演していたバイオリニストのAYASAさんと、一緒にライブをしていた経緯もある。
サムライ・ロック・オーケストラと、「ラフスタイル」には思わぬ繋がりもあったようだ。
また、公演内で玉井さんは宙返りも披露したよう。
持ち前の運動神経の高さに、多くのファンも大満足だったようだ。
様々な分野で活動を行い注目を集める、サムライ・ロック・オーケストラ。今後の活動にもぜひ注目したい。