5月29日(火)に明治神宮野球場で行われた日本生命セ・パ交流戦の開幕戦となる「東京ヤクルトスワローズvs千葉ロッテマリーンズ」の始球式に、お笑い芸人のひょっこりはんが登板した。
当日は、始球式直前のセレモニー冒頭で、交流戦のCMキャラクターである綾瀬はるかが、アルパカの着ぐるみで出演している「5.29開幕篇」のCMを上映。球場全体が綾瀬を待ちわびている中、一塁側通路からセカくん・パカくん、つば九郎に続き、アルパカの着ぐるみが登場した。
球場中、綾瀬が登場したと思ったが、アルパカの着ぐるみから“ひょっこり”と顔を出したのは“ハルパカ”ではなく、“ひょこパカ”。突然のひょっこりはんの登場に度肝を抜かれた球場中のファンも、状況を理解すると歓声を上げた。
顔を披露したひょっこりはんは、人生初の着ぐるみを着ての始球式にチャレンジ。ひょこパカは、キャッチャーとサイン確認をするように見せかけて、顔を両手で隠した後、再び“ひょっこり”顔を出す「持ちネタ」をマウンドで披露した後、振りかぶって全力投球を披露した。
着ぐるみで腕が高く上がらないようだったが、ボールがノーバンでミットに収まると、ひょっこりはんは両手をあげて喜びを表現。同時に会場から温かい拍手が送られ、人生初の始球式が終了した。
始球式後の囲み取材では、「マウンドに立つことはこれが(人生)初めてでしたが、暑かったです。しかし着ぐるみ(を着ての始球式)は初ということで嬉しいです」とコメント。投球の出来は「90点」と自己採点した。
《美坂柚木》
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