つば九郎、ヤクルトファンの野次を注意…「ひんのないのはやめよ。おもろいのはいいとして」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

つば九郎、ヤクルトファンの野次を注意…「ひんのないのはやめよ。おもろいのはいいとして」

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つば九郎、ヤクルトファンの野次を注意…「ひんのないのはやめよ。おもろいのはいいとして」
  • つば九郎、ヤクルトファンの野次を注意…「ひんのないのはやめよ。おもろいのはいいとして」

広島の今村猛投手が4月5日にインスタグラムを更新して、ヤクルトのマスコット・つば九郎に感謝した。

今村選手は3日のヤクルト戦で川端慎吾内野手への頭部死球により危険球退場処分を受けていた。

つば九郎がヤクルトファンの野次を注意

川端選手は2015年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得したヤクルトの安打製造機。しかし、昨季は椎間板ヘルニアを発症したため手術と治療に専念し、一軍出場なしに終わった。今季ようやく戻ってきた川端選手にファンやチームが掛ける期待は大きなものがあった。

だが3日の試合で頭部に死球を受けたことにより、脳震とうの特例措置で登録を抹消されている。つば九郎は死球直後の川端選手について、「めちゃめちゃしんぱいです。でも、いしきはありました」としながら、「みなさん、しんじましょう!」と川端選手の復帰を願っていた。

そして、つば九郎は「きょうも、1ぶのひとが、こころない、ひんのないやじでした。まっ、きもちはわかります」と、今村選手に怒りをぶつけたファンの言葉づかいにも言及している。

「だけど、それを、ちびっこが、まねをしていってるんです。いみもわからず。それをきいたまわりのひとたちが、うけるから、またちびっこも、そのことばを、れんこする・・・。それはよくない」

球場には大人だけではなく子供もたくさん訪れる。悪影響を心配するつば九郎は「だから、ひんのないのはやめよ。おもろいのはいいとして」と節度ある観戦マナーを求めた。

5日の試合では今村選手が登板しても野次なし

今村選手は5日の同カードで再び登板。打者3人を10球で抑えた。試合後にインスタグラムでは、つば九郎の写真を載せ「ファンの皆さん今日いろんな思いがあったと思います」と、難しいシチュエーションでの登板を振り返っている。

「正直、野次られて当たり前だと思ってました。でも、なにも聞こえてきませんでした。ほんとありがとうございます」

「つば九郎さん、ありがとうございます!」と言う今村選手にフォロワーからは、「つば九郎の言葉、考えさせられました」「つばちゃん、心のこもったコメントを本当にありがとうございました」「正直慎吾が当てられた時はイラッとしてしまいましたが、しょうがないことです!」「ファン同士がこの件で口を開くと必ず角が立つもので、、そこにつば九郎の発言は本当に素晴らしく泣けるものでした」などのコメントが寄せられている。

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