『キラキラ』を歌い終えたAIさんは、客席にいた選手たちをステージに呼び込んだ。「こっちが緊張してきますね。みなさんかっこいー!恥ずかしがらずどんどんきてください」。
降りてきた選手たちは遠巻きにAIさんを囲んだが、そのうちの1人が歩み寄り握手を交わすと、他の選手たちも握手に殺到した。たちまち輪は小さくなり、AIさんは「どうも嬉しい、ありがとうございます。本当に嬉しい。歌う前にパワーを全部吸い取られそう」と、終始低姿勢で握手を続けた。若い女子選手からは黄色い声援が上がり、試合で見るアスリートの顔とは異なる素顔が垣間見えた。
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2曲目の『ハピネス』では、選手たちにマイクを向け、「ら・ら・ら」の部分をともに歌い、会場だけでなく選手たちも大盛り上がりをみせた。