ニュースサービス「LINE NEWS」は、スキージャンプの高梨沙羅への独占ロングインタビューを公開した。
LINE NEWS編集部独自の視点で各界のキーパーソンの今に切り込むオリジナルインタビュー企画第三弾に、ソチオリンピックから4年の歳月を経た高梨が登場。この4年間の思いを語った。
高梨はソチオリンピックについて、「今でもソチの夢を見ます」とコメント。「ランディングバーンに吸い込まれるんです。テイクオフしたら、着地の寸前までずっと浮力を受けて飛び続けられるはずなのに。もがいても、身体がまったく動かない」と夢の内容を語ると、「本当に、まともに眠れませんでした」と話した。
オリンピックまでのワールドカップ13戦で10勝していた高梨は、日本勢の中で最も金メダルに近い選手と考えられていた。しかし、結果は4位。当時を振り返り、「日本に帰ってきてよいのか、とすら思いました」と語った。
「それまでは、五輪も普段の試合と一緒だと思ってた」という高梨は、「試合としてやりきるのは一緒。いつもと同じ、目の前の一戦だと思って、普段の延長という感じで五輪に行きたいと考えていた」とコメント。
「一発勝負で勝てるところに、自分を持っていけなかった。五輪の重圧の大きさは普通の試合とは別物でした。普段の試合と同じように臨む。そういう考え方がそもそも違った」と振り返り、「置かれた状況でいかにベストを尽くせるか。置かれた状況をいかに自分のものにするか。どこの会場でも"ホーム"だと思えるような心の余裕を持ちたい。そう思いました」と心境の変化を語った。
高梨のロングインタビュー全文は、LINE NEWSにて公開中。インタビュー動画も公開されている。
《美坂柚木》
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