ゴールドウインは、研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」を11月に創業地である富山県小矢部市に開設した。
同社は既に、富山県小矢部市のゴールドウインテクニカルセンター（GTC）にて様々な研究開発を行っているが、スポーツウエアの開発を強化するため、ゴールドウイン テック・ラボを開設。最先端技術を駆使したスポーツウエアの研究開発を始動した。
設置場所は、ゴールドウインテクニカルセンター生産センター1F（富山県小矢部市清沢230）。開設目的は、技術開発力と製品開発力・品質保持力の強化・推進、Spiber Inc.とのコラボレーションに代表される次期中核事業に関する開発、同社独自の取り組みの強化。
施設内には、製品の品質検査・試験を行う品質検査室、温度・湿度を一定に保持した条件下で素材・製品の性能試験・評価を行う恒温恒湿室、運動力学や生理学等の科学に基づいた解析を行う運動研究室、様々な気象条件を人工的に再現する人工気象室・人工降雨室などが設置されている。
同社は今後、独自の品質検査体制を実現し、新たな価値を持った製品を開発していく。
《美坂柚木》
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