マンチェスター・シティのナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョには、レスター・シティへの移籍話が浮上している。早ければ近日中に正式発表される見通しだ。
2013年のU-17ワールドカップで6得点7アシストをマークし、母国を大会優勝に導いたイヘアナチョ。その活躍が認められマンチェスター・C加入を果たした。
その後も限定的な出場ながら短い時間で得点を挙げ才能の片鱗を見せてきた。しかし、2017年1月にガブリエル・ジェズスが加入してからはチーム内での序列が下がり、安定した出場機会を得ることがより難しくなっていた。
ナイジェリア代表OBのオーガスティン・オコチャ氏は、20歳になったイヘアナチョはトップチームで定期的にプレーすべき年齢に達したと移籍を歓迎する。
「毎週プレーできる別の場所へ行くほうがより良い決断だろう。シティを離れるのは素晴らしい決断だと思う」
これまで限られた出場機会でゴールを奪ってきたイヘアナチョ。毎週出場できれば20ゴールも可能かとの問いに、オコチャ氏は「そうなってみなければ分からない」と笑って答えながらも、「先発のポジションを手に入れるのは、あらゆる選手の夢だと思う」と後輩の活躍に期待した。
日本代表FW岡崎慎司も所属するレスター。イヘアナチョが加入すれば前線のポジション争いは再び激化しそうだ。
《岩藤健》
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