広島は7月8日、神宮球場でヤクルトと対戦。土壇場の9回に5点差をひっくり返し、9-8で見事な逆転勝利を飾った。
広島は3-8と5点ビハインドで迎えた9回表に脅威の粘りを見せる。バティスタが左中間にソロ本塁打を放ち1点を返すと、菊池涼介内野手にもソロ本塁打が飛び出し3点差。さらに好機に松山竜平外野手が適時二塁打を放ち2点差に詰め寄ると、走者一、三塁の場面で代打・新井貴浩が3点本塁打を放ち逆転に成功した。
投げては、3番手のジャクソンが今季2勝目。敗れたヤクルトは9回にマウンドに上がった小川泰弘投手が6失点を喫する誤算で手痛い敗戦を喫した。
■ソフトバンクが5連勝で首位浮上…柳田悠岐が今季第22号の決勝弾
ソフトバンクは7月8日、札幌ドームで日本ハムと対戦。柳田悠岐外野手が今季第22号の決勝弾を放つなど投打がかみ合い、4-1で勝利した。
ソフトバンクは3回表、走者三塁の好機を作ると、今宮健太内野手が適時打を放って1点を先制。続く好機に柳田が2点本塁打を放ち3-0とリードを広げた。その後、日本ハムに1点を返されるも、4回表には、松田宣浩内野手が今季第15号のソロ本塁打を放ち、4-1とリードを広げた。
投げては、先発の東浜巨投手が6回途中1失点の好投を見せ、今季8勝目。敗れた日本ハムは先発の有原航平投手が9回を投げ抜くも4失点。打線が援護できなかった。
試合終了 ≪F 1-4 H≫ 上林選手がヒットを放つも無得点。その裏、守護神・サファテ投手が三者凡退に抑えゲームセット!3回に柳田選手の2ラン等で先制し、投手陣も粘りの投球で投打が噛み合い5連勝!明日も絶対勝とう! #sbhawks https://t.co/6lLF6K2lCD
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) 2017年7月7日
■中日が投手戦を制し5連勝…大野雄大が7回1失点の好投
中日は7月8日、ナゴヤドームでDeNAと対戦。先発の大野雄大投手が7回1失点の好投を見せるなど息詰まる投手戦を制し、2-1で勝利した。
中日は0-0で迎えた3回裏、2死三塁の好機を作ると、亀澤恭平内野手が適時二塁打を放って1点を先制。5回裏には福田永将内野手が今季第1号となるソロ本塁打を放ち2-0とした。その後、DeNAに1点を返されるも、4投手のリレーで1点差を守り切り、5連勝を飾った。
敗れたDeNAは、先発のウィーランド投手が6回2失点の好投を見せるも、打線がわずか4安打と振るわず援護できなかった。
Dragons中日ドラゴンズ-公式「試合ブログ」: 4連勝でホーム9連勝! https://t.co/k4NCiIiZDH
— 中日ドラゴンズ公式 (@DragonsOfficial) 2017年7月7日
■西武、菊池雄星が圧巻の14奪三振で完封…楽天は打線が振るわず
西武は7月8日、Koboパーク宮城で楽天と対戦。先発の菊池雄星投手が9回を投げて14奪三振の圧巻の投球を見せ、5-0で完勝した。
西武は0-0で迎えた3回表、浅村栄斗内野手の適時二塁打などで2点を先制すると、6回表には1死満塁の好機で、外崎修汰外野手が適時打を放ち3-0とリードを広げる。さらに満塁の好機を作ると、炭谷銀仁朗捕手が犠飛を放つなど打線がつながり5-0とした。
投げては、先発の菊池が楽天打線から14個の三振を奪う快投を見せ、完封勝利を飾った。敗れた楽天は菊池の前に為す術がなく、打線はわずか5安打と振るわなかった。
[7/7 結果] L5-0E#菊池雄星 投手が自身最多タイの14奪三振!9回140球を投じたエースの熱投で完封し、チームを4連勝に導きました!#L89 #埼玉西武ライオンズ #seibulions #NPB pic.twitter.com/HFTtnDR7Cu
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2017年7月7日
■ロッテ、福浦和也の決勝犠飛で連敗脱出…涌井秀章が7回1失点の好投
ロッテは7月7日、ほっともっとフィールド神戸でオリックスと対戦。代打・福浦和也の決勝犠飛で土壇場で勝ち越し、3-1で勝利した。
ロッテは0-1と1点ビハインドで迎えた7回表、パラデス内野手が今季第6号のソロ本塁打を放って同点とすると、9回表には満塁の好機を作り、福浦が値千金の犠飛を放って勝ち越しに成功。さらに代打の井口資仁が四球を選び押し出しで3-1とリードを広げた。
投げては、白星はつかなかったものの、エースの涌井秀章投手が7回1失点の好投を見せ、勝利に貢献。敗れたオリックスは、先発したドラフト1位ルーキーの山岡泰輔投手が8回を投げて11奪三振1失点の快投を見せたが、9回に登板した平野佳寿投手が誤算だった。
【7月7日 M3-1Bs】
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) 2017年7月7日
涌井投手が通算2000投球回を達成!
パラデス選手の同点弾と福浦選手の勝ち越し犠飛で勝利!
▼本日の成績はこちらhttps://t.co/etT6tqhseW#chibalotte pic.twitter.com/1lAEnLK0Lo
■巨人、投打がかみ合い阪神に快勝…マイコラスが8回無失点の好投
巨人は7月8日、甲子園球場で阪神と対戦。先発のマイコラス投手が8回無失点の好投を見せるなど投打がかみ合い、5-1で勝利した。
巨人は2-1と1点リードして迎えた5回表、走者一、二塁の好機に阿部慎之助内野手が適時打を放ち3-1とすると、7回表には長野久義外野手が今季第5号のソロ本塁打を放ち4-1とリードを広げる。9回表にはマギー内野手に犠飛が飛び出し5-1とした。
投げては、先発のマイコラスが阪神打線を初回の1点に抑える快投を見せて勝利に貢献。敗れた阪神は、ルーキーの小野泰己投手が6回3失点と粘りの投球を見せたが、打線が援護できなかった。
「7月7日 巨人 5-1 阪神 (甲子園)」(作成者: @TokyoGiants)#マイコラス #阿部慎之助 #長野久義 #坂本勇人 #ジャイアンツ #巨人 #今こそ一丸 https://t.co/PJi1m5R7Xs pic.twitter.com/AS4YMCy0kU
— 読売ジャイアンツ(Giants) (@TokyoGiants) 2017年7月7日