メルセデスベンツの怪しい開発車両をキャッチした。フロントマスクには最新世代のデザインが見て取れるが、取って付けたような荷台が何ともアンバランス。メルセデスベンツ製のミニダンプカーが登場するのか、というとそうではないようだ。
関係者によると、この車両は商用バン『スプリンター』の次期型プロトタイプだという。
スプリンターは1995年に発売されて以来、現在は130か国・280万人の顧客へ提供された人気の商用バンだ。
次期型は、2016年に公開された「ビジョン バン コンセプト」からインスピレーションを得たデザインになるようで、薄型ヘッドライト、ワイドなフロントグリルや大きなラップアラウンドフロントガラスを特徴としている。
サイドウィンドウはキックアップデザインが採用され、スポーティーさもアップ。後部は荷台ではなく、未来的ミニバンフォルムになるはずだ。
ビジョン バン コンセプトは、101psを発揮するEVパワートレインだったが、プロトタイプの助手席側下部にエキゾーストパイプが見られるため、実車は内燃機関となりそうだ。
ワールドプレミアは2018年秋が有力。商用バン、キャンピングカーなどの豊富なバリエーションがラインナップされるはずだ。
《子俣有司@Spyder7@レスポンス》
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