開催が来年に迫ったFIFAワールドカップ（W杯）ロシア大会。前回王者のドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督が、世界最大級の大会で優勝する難しさを語った。
2014年に行われたW杯ブラジル大会では、準決勝で開催国のブラジル代表を7－1で下し世界に衝撃を与えたドイツ。決勝ではアルゼンチン代表と延長にもつれ込む激闘を演じ、最後はマリオ・ゲッツェのゴールで1990年大会以来の優勝を果たした。
「あらゆる大会で最も難しい」とW杯を語るレーブ監督。現地での調整期間から数えて優勝するまでには5週間にわたり、常に超人的なパフォーマンスが必要だと力説した。
「優勝するには7試合を戦わねばならない。その7試合でミスは許されない。少なくとも決勝トーナメントはそうだ」
現在ロシアで開催中の『FIFAコンフェデレーションズカップ2017』でも決勝に進んだドイツ。若手主体のチームでも安定した強さを見せる前回王者にはW杯本大会でも連覇の期待がかかる。
《岩藤健》
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