アーセナルと新たに2年契約を結び来シーズンの続投が正式決定したアーセン・ベンゲル監督。シーズン中から去就には様々な憶測が飛び交い、賛否両論あった契約延長についてベンゲル監督が心情を語っている。
ベンゲル監督率いるアーセナルは5月28日のFA杯決勝でチェルシーを破り、13度目の同大会制覇を成し遂げた。ベンゲル監督個人としても通算7度目の優勝であり、歴代最多優勝監督に躍り出ている。
その数日後にクラブはベンゲル監督と2019年までの契約を結んだと発表した。
「常に自分に対し疑問を持つ。正しいことをやりたいと思うからだ」
長く続いたUEFAチャンピオンズリーグ（CL)出場の連続記録が途切れ、主力選手の流出も懸念されているアーセナル。この状況で再びベンゲル監督の手腕が試される。
「私はアーセナルを愛している。私個人に何が起ころうとも、それが変わることはない。だが私はアーセナルが正しい者によって正しく率いられることを望んでいる。自分がそれにふさわしいのかどうか自問したいと思う」
《岩藤健》
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