5月27日にチェルシーとFA杯決勝を争うアーセナル。今シーズンのチームに残された最後のタイトル獲得チャンスを前に、この試合がアーセン・ベンゲル監督の進退に影響するという見方が強まっている。
今シーズンも残りわずかとなった欧州サッカー。アーセナルは今年もプレミアリーグ制覇を逃し、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）でもラウンド16でバイエルン・ミュンヘンに大敗した。
今シーズンのアーセナルに残されたゲームは2試合。逆転でのトップ4入りが懸かるプレミアリーグ第38節と、カップ戦タイトルが懸かるFA杯決勝だ。ベンゲル監督はシーズン最終戦でもあるFA杯終了後に、クラブの役員会が開かれるだろうとの見方を示した。そこで自身の進退問題も決着するだろうと話している。
「（この先のことは？）話せない。我々にとって一番大事なことは日曜の試合に勝つことだ。その後に私に起きることは、それほど重要ではない。私はクラブに仕えるためにここにいて、その最適の方法は次の試合に勝つことだ」
《岩藤健》
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