「諒が出てきた時こんなにも才能がある選手をとても羨ましく思えたな」と北島さん。「もちろん努力があってのモノであるけれども。僕にとって初めて脅威と怖さを感じた日本人選手だった」と立石さんに恐れを抱いていたことを明かした。
「一緒に戦ったロンドンはお互い忘れられないレースになったと思う」と北島さんは振り返る。2012年のロンドン五輪・男子200メートル平泳ぎ決勝で立石さんは、北島さんに競り勝ち銅メダルを獲得した。
最後に北島さんは、「選手生活本当におつかれさん」と立石さんへメッセージを送っている。
諒が出てきた時こんなにも才能がある選手をとても羨ましく思えたな。もちろん努力があってのモノであるけれども。僕にとって初めて脅威と怖さを感じた日本人選手だった。そんな彼も引退。一緒に戦ったロンドンはお互い忘れられないレースになったと思う。
— Kosuke Kitajima (@kitajimakosuke) 2017年4月25日
選手生活本当におつかれさん。
立石さんの引退にファンからも、「長きにわたり競技生活ご苦労様でした!」「立石選手の泳ぎがほんとに大好きだったので寂しいです」「立石選手の前向きさに本当に素敵な人だなって思って応援してました!」「いつまでも憧れの存在です!」など声がSNS上に挙がっている。
立石さんは、今月16日に愛知県で行われた日本選手権の男子200メートル平泳ぎの予選が最後のレースとなり、23年間の現役生活に幕を下ろした。
また、立石さんは引退会見後に、「僕の水泳人生」と題したブログを更新し、「僕にオリンピックという目標をくれた北島康介という大先輩がいてくれたからこそロンドンオリンピックで終わりにせず今日まで水泳を続けることができました」とつづっている。