ブリヂストンとブリヂストンサイクルは、「エアフリーコンセプト」を用いたパンクの心配のない自転車用次世代タイヤを開発した。
「エアフリーコンセプト」は、タイヤ側面の特殊形状スポークで荷重を支え、タイヤへの空気充填を不要とする技術だ。メンテナンス性に優れ、パンクの心配もない。また、リサイクル可能な樹脂やゴムを材料に使用することで、資源の効率的な活用にも繋がる。
自転車用次世代タイヤは、この技術の実用化に向けた取り組みのひとつとして開発された。スポークに使用する樹脂ならではのデザインを最大限に活かすことで、これまでにない次世代型の自転車を提案できる。
両社は、同技術を用いたタイヤを装着した自転車の試乗会も行っていく。4月30日（日）に福岡県久留米市、6月4日（日）に横浜市で開催するイベント「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピック a GO GO!」などで試乗会を行う予定だ。
今後、エンドユーザーの意見も取り入れながら、2019年の実用化を目指す。
《美坂柚木》
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