パ・リーグファンの天敵は「大谷翔平」…パ・リーグファン応援生態白書 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

パ・リーグファンの天敵は「大谷翔平」…パ・リーグファン応援生態白書

スポーツ 選手
大谷翔平 参考画像(2015年3月21日)
  • 大谷翔平 参考画像(2015年3月21日)
スポーツ中継ストリーミングサービス「スポナビライブ」は、「パ・リーグ ファンの応援生態白書 2017」を公開した。調査対象は、20~60歳のパ・リーグ各球団ファン924名。

パ・リーグ ファンの応援習慣や日常生活、今シーズンの展望について調査した結果をスポナビライブの実視聴データと共に分析している。まず、各球団のファンに、今シーズンの自チームの「天敵」について尋ねたところ、日本ハムファンを除く他5球団のファンが日本ハムの大谷翔平を今シーズンの天敵候補に挙げていることが明らかになった。

特にソフトバンクファンが多く、ファンの68%が大谷の名前を挙げている。そのほかの球団は、楽天ファン38%、西武ファン28%、ロッテファン37%、オリックスファン38%。

日本ハムファンに天敵候補として挙げられたのは、16%を占めたソフトバンクの柳田悠岐だった。日本ハムファンのトップ5は、ソフトバンクの選手が独占した。

今シーズンの順位予想では、ファン全体の49%が「ソフトバンク」、同27%が「日本ハム」の1位を予想。約8割のファンが「ソフトバンク」「日本ハム」の2強を予想している。特にソフトバンクファンは、92%が自チームの優勝を予想。オリックスファンは自チームに厳しめで、ファンのおよそ半数となる48%が自チームをBクラス予想した。そのほかの自チームの優勝予想率は、日本ハムファン78%、楽天ファン31%、西武ファン40%、オリックスファン20%。

今シーズン最も活躍しそうなドラフト1位は、ソフトバンクの「田中正義」31%。次いでロッテの「佐々木千隼」27%だった。「自チームの今季最も期待する若手」には、日本ハムファン中最多の34%の期待を集めた大谷を除き、茂木栄五郎(楽天ファン中最多20%)、平沢大河(ロッテファン最多31%)、今井達也(西武ファン中最多14%)、吉田正尚(オリックスファン中最多42%)、田中正義(ソフトバンクァン中最多21%)が選ばれた。

次に、ストリーミング中継視聴データからの分析を行った。今年公開されたパ・リーグ関連の配信の中で最も視聴されたのは、2月9日(木)の「日本ハム春季キャンプにおける練習試合」だった。2位は、2月25日(土)の「ヤクルト vs. ロッテ(オープン戦)」。

ソフトバンクの松坂大輔にも注目が集まっており、関連の配信3本がトップ10にランクインしている。昨季、大谷が出場した試合の「スポナビライブ」視聴者数トップは、「15奪三振の活躍で胴上げ投手となった9月28日のvs西武戦」だった。

続いて、各球団のファンに「最も女性ファンが可愛く見える他球団のユニフォーム」について尋ねた。その結果、トップは32%を占めた「日本ハムのユニフォーム」だった。女性ファンも、28%が「日本ハムのユニフォーム」と回答している。

男女別の応援熱を調べた結果では、「試合を見てつい涙した経験がある」女性58%、男性43%、「家で正座して応援していることがある」女性45%、男性33%と、女性の応援熱の高さがわかった。

2017年シーズン自チーム優勝の瞬間と、合コンの予定が重なったらどうするかという質問では、女性ファンの53%が「合コンをキャンセルし応援を優先する」と回答。男性ファンは、68%が「合コンを優先する」と答えた。

「自分が愛するチームの歴代最強助っ人」には、ソフトバンクファンの26%が「サファテ」を挙げた。他球団のファンとは異なり、現役在籍選手を最強助っ人に挙げるファンが最も多かった。そのほかは、日本ハムファン「レアード」34%、楽天ファン「ジョーンズ(AJ)」29%、西武ファン「デストラーデ」45%、ロッテファン「ベニー」14%、オリックスファン「ローズ」36%。

※スポナビライブ調べ
《美坂柚木》

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