インランド代表FWウェイン・ルーニーは、果たして中国移籍を決断するのか。複数の英国メディアが2月22日、ルーニーの代理人が中国入りしたと報じた。
移籍先は北京国安が有力候補と見られてきたが、『BBC』によると外国人枠の関係もあり北京は腰が重い様子。江蘇蘇寧や天津権健の名前が浮上してきた。その中でも天津のファビオ・カンナバーロ監督はアプローチしたことを認めたている。だが内容は雑談程度のもので、ルーニーはチームのスタイルに合わないとの見方を示した。
ルーニーが所属するマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、21日の会見でルーニーの移籍を肯定も否定もしなかった。記者からの「ルーニーが今シーズン終了までいることを保証できますか」との問いに、「保証などできない。私が来週ここにいることも保証できないんだからね」と答えている。
「ある選手が来シーズンもここにいると保証できるはずがない。唯一私が保証できることは、いつかウェインがクラブを去るとしても、それは私が退団を望んだからではない。それだけは保証できる。クラブのレジェンドを別な場所へ押し出すようなことは決してしない。キャリアの最後までここに残るのか、それとも出て行こうとしているのか。それは彼自身に質問すべきだ」
英国メディアは2月の電撃退団は可能性が低いとする一方、夏の移籍市場ではかなり可能性が高いと見ている。
《岩藤健》
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