幕張メッセで開催された「サイクルモード2016」には、海外から高級ブランド自転車メーカーが多く出展した。イタリアのデローザもその1つで、ブース内で行ったトークショーに2代目社長のクリスティアーノ・デローザ氏が登場した。
デローザと言えば、同社のロゴにハートマークが入っていることで女性に人気があるが、まずその由来について、デローザ氏が話し始めた。
「60年前、父ウーゴ(デローザ)がスチールのフレームをつくっている時、ラグの部分がハートマークなったのが由来です。以来、ハートマークを使い続け、ハートマークは私たちの自転車づくりへの情熱を表しています」
そして、その情熱を100%傾けた新製品の自転車を紹介。真っ先に説明したのがデローザのロゴがフレーム全面に散りばめられたものだ。「これは私がデザインしたもので、アルの暖かい日に妻と一緒にいる時に考えた」とデローザ氏。この柄は自転車のフレーム以外にも、ウェアやヘルメットにも今後採用いくそうだ。
《山田清志@レスポンス》
page top