5月に英国で刊行された『PAUL SMITH’S CYCLING SCRAPBOOK』の日本国内での販売が開始となる。
本にはデザイナーのポール・スミス氏が幼少期より情熱を傾けてきた自転車への想いが、自身の思い出の詰まった写真やイラスト、サイクリングジャージや1950～60 年台の希少なカタログとともにつづられている。また、マーシアン、ピナレロとのコラボレーションバイクや、2013年にジロ・デ・イタリアで総合首位の選手に与えられるマリアローザをデザインしたエピソードなども含まれている。
ポール・スミス氏は同書籍について、「多くの方がすでにご存じかもしれませんが、私は子どものころから自転車を愛し、プロのレーサーを夢見ていました。膨大な自転車関連のグッズをコレクションしており、また、多くのサイクリングにまつわる素晴らしい思い出があります。この本では、友人でジャーナリストであるリチャード・ウィリアムスが私の所有するアーカイヴの中からとっておきの物を厳選し、お気に入りの逸話とあわせて編集しました。皆さんが楽しんでくれることを願っています」 と語っている。
同書籍の販売に合わせポール・スミス氏の来日も決定。10月2日にはRapha Tokyoで 14:30から本の販売、15:30～17:30には購入者を対象にしたサイン会も開催される。
当日は限定50 冊が用意され6000円（税込み）で販売される予定。
ポール・スミスファンはもちろん、自転車ロードレースファにも読み応えのあるも のとなっており、貴重な資料としても価値のある本だ。
《高橋智宏》
page top
