「そのマナーにもっと誇りを」東京グッドマナーを国内外へ発信…TGMP発足式 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「そのマナーにもっと誇りを」東京グッドマナーを国内外へ発信…TGMP発足式

イベント 文化
「Tokyo Good Manners Project」発足記者発表会(東京ステーションホテル、9月20日)
  • 「Tokyo Good Manners Project」発足記者発表会(東京ステーションホテル、9月20日)
  • 「Tokyo Good Manners Project」発足記者発表会(東京ステーションホテル、9月20日)
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東京・丸の内で9月20日、日本人らしい新たなマナーの創出や、東京のグッドマナーを再認識し、国内外へ発信していく「Tokyo Good Manners Project」の発足記者発表会が開催された。

同プロジェクト(TGMP)は、東京都民や東京を訪れる観光客に何気なくある“マナー”を、新しいアプローチで向上させ、東京をより魅力的な都市にすることを目標に、国内外へ情報を発信。さらに新たな東京マナーの創出といった、さまざまなアクションを展開していく。

東京グッドマナーとはどんなシーンか。TGMPでは、ラッシュ時間帯の駅の整列乗車や、銭湯でのかけ湯、ゴミひとつない道、雨の日にすれ違うとき少し閉じる傘などをあげ、これらを「世界にひとつの、東京のグッド」と位置づけ、さまざまな東京グッドマナーシーンを集め、国内外へ発信していく。



その発足記者発表会では、伊藤総研氏(ディレクター/編集者)、伏谷博之氏(タイムアウト東京代表)らが登壇。東京グッドマナーについて印象を述べ合った。

「たとえば、渋谷駅前のスクランブル交差点。ぶつかり合うことなく横断することに、海外の人たちは驚く。この交差点、一回の青信号で2000人から3000人が行き交うから、1日で50万人が横断することになる」

「Time Out Tokyo でも紹介するけど、この渋谷駅前のスクランブル交差点は、あのアビーロードよりも有名なんじゃないかっていうぐらい世界から注目されている。なぜ転ばないのか、ぶつからないのかと。このスクランブル交差点を紹介するときは、『勇気を出して飛び込んでみて!』と紹介している」

「それから、ラッシュ時間帯などで東京の人は、駅のホームできちんと並んで乗車する。降りる人を待ってから、乗る。日本人の譲り合いの精神がそこにある。海外では見ることがない。忍耐強く順番を待って並ぶというのが、外国人から見て、日本人らしい独特のものに映る」

「整列乗車だけじゃなくて、満員電車の車内にいるときも、扉が開いた時に、いったんホームに降りるという習慣がある。こうしたマナーはガイドブックにも載っていない。いったん自分もホームに出て、電車から降りたい人を行かせて、再び乗るというのが日本独自のマナー」



同プロジェクトでは、こうした東京マナーを「TOKYO GOOD」とし、東京全体をかたちのない美術館と位置づけて、「TOKYO GOOD MUSEUM の作品」として国内外へ発信していく。

同プロジェクトには、9月20日現在、朝日新聞社、WILLER EXPRESS JAPAN、産経新聞社、シブヤ大学、自由大学、タイムアウト東京、東京新聞、日本空港ビルデング、日本経済新聞社、日本航空、日本たばこ産業、日本橋街大学、日本旅行業協会、毎日新聞社、丸の内朝大学、三菱地所、読売新聞社の、17の企業・団体などがパートナーとして参画している。

《大野雅人》
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