UAE戦では微妙な判定が続き、浅野拓磨が放ったシュートも“幻のゴール”に終わった。バヒド・ハリルホジッチ監督も、試合後「主審の笛はどうなんでしょう。受け入れ難いですね」と判定への不満を口にするなど、カタールの審判団に敗因を求める空気がある。
だが試合内容を振り返ってみると、数多くのチャンスを作りながらセットプレーからの1点のみに終わり、逆転を許した日本の決定力不足も否めない。
FW岡崎慎司はUAE戦を振り返り、「1次攻撃で終わってしまうのがよくないので、1次攻撃のセカンドボールを拾って、それを2次、3次攻撃へつなげていくことが大事」と攻めが単調にならないよう気をつけたいと反省。タイ戦では相手のペースに飲み込まれないよう、立ち上がりから強い気持ちで戦いたいと話した。
MF長谷部誠も「自分たちがいかにゲームをコントロールして試合運びができるか、メンタル面での切り替え、試合の入りが一番大事になります」と立ち上がりの重要性に言及。UAEに敗れたあとの試合とあって、「最終予選の中で、この1試合は非常に大事な試合になると思うので、ここは絶対に勝ちたいと思っています」と並々ならぬ決意だ。
ハリルホジッチ監督、「戦う準備はできている」~6日、最終予選タイ代表戦へ~ https://t.co/K3sz0g8lHD #jfa
— 日本サッカー協会 (@JFA) 2016年9月6日
絶対に負けられない日本対タイの試合は、9月6日21時15分キックオフ予定。