2012年から2シーズン、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでプレーした、日本代表MF香川真司。移籍1年目にチームを率いていたアレックス・ファーガソン監督について、「あそこまで怒鳴る人は初めて」と当時の印象を語っている。
インタビューを受けた香川は、「噂ではマンチェスターに行く前から聞いていましたけど、あそこまで怒鳴る監督には初めて出会った。特に中心選手にきつく言っていた」と、マンチェスターで過ごした最初の年を振り返る。
「僕はまだ1年目で大目に見てもらって、怒鳴られることはあまりなかったですけど、ルーニーだったりギグスやスコールズ、リオが何も言えないようなオーラや原動力で、彼は選手たちをまとめ上げる力があった」
常勝軍団マンチェスターUで27年間もの長期政権を築き、数々のタイトルを手にした名将ファーガソン監督。そのキャリア最後の1年を、香川はマンチェスターでともに過ごした。
「サッカー界で一番タイトルを獲って、誰よりもレジェンドである監督の最後の年に、一緒にできたというのは自分にとって今後のサッカー人生で素晴らしい経験になったと思う」
《岩藤健》
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