ロッテは10月3日にQVCマリンで楽天と対戦した。終盤まで両チーム無得点が続いた試合は八回、ロッテが2点を奪い勝利した。この勝利でクライマックスシリーズ進出に王手をかけた。
ロッテは大嶺祐太、楽天が森雄大の先発で始まった試合は、両ピッチャーとも点を与えず終盤まで息詰まる投手戦が続いた。均衡が破れたのは八回、楽天2番手のライナー・クルーズから今江敏晃がヒットで出塁。アルフレド・デスパイネも続き、福浦和也は一死一塁、二塁から四球で歩いた。最後は鈴木大地が押し出しの四球で先制点を奪った。
残り3試合で1勝すればクライマックスシリーズ進出が決まるチームに、「内容とかどーでも良いです勝てば良いです！あと１勝明日決めてください！！」「苦しかった。厳しかった。でも勝った！これが全て！」「内容より結果！！大嶺、大谷、内、みんな素晴らしい投球ありがとう」「とにかく勝てばオッケー！明日決めちゃおう！」「勝利がすべて。ホントにここまできたんだ」など、この時期はとにかく内容より結果とファンもコメントを寄せている。
一時は3位の西武に大きく引き離され、「パ・リーグは3強3弱」とまで言われた。だが途中からチームは猛烈な追い上げを見せ、あと1勝でポストシーズンが決まるところまできている。日本ハムとの本拠地2連戦で決められるか。
《岩藤健》
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