全米オープンテニス男子シングルス4回戦。9月7日の試合では第3シードのアンディ・マレーが、第15シードのケビン・アンダーソンに6-7、3-6、7-6、6-7で敗れる波乱があった。
これまでグランドスラムでは4回戦が最高、ベスト8の壁を破れないできたアンダーソンが最高のテニスでマレーを打ち負かした。2メートルを越える長身から繰り出されるサーブに、この試合はストロークも良かった。
マレーも第3セットでタイブレークを制し意地は見せたが、勢いに乗るアンダーソンのプレーが上をいった。最後はタイブレークで1ポイントも与えず、アンダーソンが4時間17分の激闘を制した。
BIG4の一角を破ったアンダーソンに、「マレーvsアンダーソンの試合は見応えがありましたね!」「今年のマレーがここで負けるとは思わなかった。伸び悩み気味だったアンダーソンの起爆剤になるかな」「アンダーソンついに覚醒か!」「アンダーソン最近凄いじゃん」「マレー負けたか。アンダーソンはようやく開花ってトコだな」などの声が寄せられている。
今年は全英でもノバク・ジョコビッチと死闘を演じたアンダーソン。トップテンに入れそうで入れないシーズンを続けているが、恵まれた体格に自信が備われば1ランク上のステージにたどり着けるかもしれない。
《岩藤健》
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