首位ソフトバンクが本拠地ヤフオクドームに、2位日本ハムを迎えて行われた8月28日の試合は、日本ハムがソフトバンクの投手陣を打ち崩し11-1で大勝した。ソフトバンクは8安打しながら点に結びつけられなかった。
ソフトバンクに1点を先制された直後の二回表、一死一塁でブランドン・レアードが逆転の2ランを放つ。打率2割台前半ながら本塁打は24本目、それも勝負所の大事な場面で打っている。リードを奪った日本ハムは五回にも二死満塁とし、今度は田中賢介が満塁ホームラン。差を5点に広げた。
大量リードを奪った日本ハムは細かな投手継投でソフトバンクの強力打線をかわし、九回に再び5点を追加して3連戦の初戦を取った。
逆転ホームランのレアードは「しっかり待って自分のポイントで打てた。最近チームに貢献できてなかったので、大事な試合で打てて嬉しい」と話した。
敵地での大勝にファンは「ナイスゲーム！吉川、2012年以来の2桁勝利おめでとう！」「今日の勝ちは大きい！ソフトバンク戦はまだ残ってるし優勝をあきらめない」「初戦勝つのは大きい！3タテするぞ」「途中まで安打数は互角なのに、レアードの逆転2ラン＆賢介のグランドスラムと一発攻勢で勝負ありました。レアードが打つとなぜか負けませんね」「ホークス戦は全試合勝って逆転するぞ」など、残り試合で8.5ゲーム差を引っ繰り返す逆転優勝に望みをつないだ。
《岩藤健》
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