熱中症、経験率が高い若者の実情 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

熱中症、経験率が高い若者の実情

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熱中症、経験率が高い若者の実情
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インターワイヤードは、「熱中症」に関するアンケート調査を実施した。調査対象は、ネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」モニターの5,202人。

まず、今までに熱中症になったことがあるかを尋ねると、「熱中症になったことがある」人の割合が14.9%となり、1割以上の人に熱中症経験があることがわかった。また、経験者14.9%のうち、6.7%が「複数回」熱中症を経験している。熱中症経験者を男女別で見ると、「男性」14.4%、「女性」15.6%。年代別では、「60代・70代以上」が11.0%、「30代」18.1%、「20代以下」17.7%となり、若い年代の方が熱中症経験率が高いことがわかった。

熱中症の対策の有無を調べると、48.0%が「対策をしている」と回答。半数の人は、熱中症対策をしていないことがわかった。男女別に見ると、女性は55.4%が「対策をしている」と回答。これは、男性の43.2%よりも12%高い。年齢別では、男女とも年代が若いほど熱中症対策率が低いことがわかった。

熱中症経験別に熱中症の対策の有無を見ると、熱中症に「なったことがない」人は、「対策をしている」と回答した人が45.5%と半数以下だった。しかし、「1回なったことがある」人は61.2%が「対策をしている」と回答。「複数回なったことがある」人では、64.2%に上った。熱中症経験者ほど、対策をしている人が多い結果となっている。

熱中症対策をしている人に「対策の内容」について尋ねると、トップは「こまめに水分補給をする」で91.4%。2位「エアコン・扇風機を使う」65.5%、3位「暑い日は無理をしない」55.2%、4位「窓などを開けて風通しをよくする」50.2%と続いた。
《美坂柚木》

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