シビウサイクリングツアーが7月1日に開幕し、NIPPOビーニファンティーニのエドワード・グロス（ルーマニア）が2日間を終えて首位に立った。同時にポイント賞も獲得している。
グロスは初日の2.4km個人タイムトライアルでトップと0.94秒差の2位。翌2日の第1ステージではゴールスプリントで3位となり、ボーナスタイムにより個人総合成績の首位に立った。
シビウサイクリングツアーは東欧ルーマニアの南部に位置するシビウという街を拠点に開催されるステージレースで、2015年は5日間の日程で開催されている。チームのエースは母国でのレースとなるエドワード・グロス。また第2ステージ、第3ステージは、厳しい山頂ゴールとなるため、クライマーのディディエール・チャパッロ（コロンビア）らの活躍にも期待がかかっている。
「第1ステージは優勝も狙えるかもしれないと思ったが、まずは総合成績でトップになることを目標にして走った。結果的にリーダージャージを獲得することができて、チームメートやスタッフに感謝している。彼らの走りがあったから、総合リーダーになることができた」とグロス。
「第2ステージはクライマーたちのステージになると思うけど、チームには山岳を得意とする選手もいる。引き続きチームで総合優勝をめざして走っていきたい」
《NIPPO広報チーム》
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