スイスのワンデーレース、GPカントン・アールガウが6月11日に開催。ノルウェーのアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)が集団スプリントを制して、今季17勝目を挙げた。
スイス・ギッピンゲンが舞台で、ツール・ド・スイス前哨戦となるこのレース。コースは上りを含む12.1kmの周回を15周する。
序盤に6選手がアタックするが、残り2周で吸収。その後はアタック合戦が起こり、カチューシャの選手たちも加わる。最後に地元スイスのシルバン・ディリエ(BMC)が飛び出すが、残り400mで吸収され、勝負は集団スプリントにもつれこむ。
ここでクリストフが完璧なポジションから飛び出し、ミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)を2位、ダビデ・アポローニオ(アンドローニ・シデルメック)を3位に抑えて優勝した。
春のクラシックから大活躍のクリストフは、これで勝ち星を17に伸ばした。
「大変だった。チームメイトが前で激しく走っていたから、僕は残り約15kmで2、3回ちぎれかけた。このレースで僕は過去にいい成績がなかったから、今日は彼らみんなに勝つチャンスがあった。最後はみんな疲れて、最終ラップは僕はそれほど苦しまずに、回復できた」
「(チームメイトの)ザッカリン、ラグティン、ケルネツキーが完璧なリードアウトをした。このレースで上位でフィニッシュしたことがなかったから、ギッペンゲンを勝利に加えられてうれしい。僕の調子がいいことを証明しているね」
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