バルセロナの象徴とも言える選手がカンプ・ノウを去ることになった。シャビは21日に会見を開き、今シーズン限りでバルセロナを退団し、カタールのアル・サッドに移籍することを発表した。
慣れ親しんだクラブや、スペインの地を離れることについて、シャビはこの決断を後悔してないと語った。
「すごく満足しているよ。これ以上ないほどのキャリアだった。やり直してもこれほどにはならないだろう。自分のパフォーマンスにも満足しているし、力を発揮することができたと思う。今は本当に幸せだと感じている。あとは今季の残り2つのトロフィーを獲得するだけだ」
キャプテンとしてリーガ・エスパニョーラ優勝のカップを掲げたシャビ。コパ・デル・レイとチャンピオンズリーグも制し、三冠でバルセロナ最後のシーズンを飾れるか。
移籍先のアル・サッドは、早くもシャビの加入を大々的に伝え、「本当に偉大な選手で、フットボール界の伝説。クラブをAFCチャンピオンズリーグ優勝に導いて欲しい」と、大きな期待をかける。
《岩藤健》
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