【MLB】カブス・和田が今シーズン初先発、9奪三振も勝ち負けつかず | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】カブス・和田が今シーズン初先発、9奪三振も勝ち負けつかず

スポーツ 短信
和田毅(2015年5月20日)
  • 和田毅(2015年5月20日)
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  • 和田毅(2015年5月20日)
シカゴ・カブスの和田毅投手が5月20日、今シーズン初先発のマウンドに登った。4回2/3を投げ4安打2失点9奪三振で勝ち負けはつかなかった。

和田は初回いきなり三者連続三振でスタートし、最高の立ち上がりを見せた。三回にも再び打者三人を連続三振に切って取り、9つのアウト中7個を三振で取る圧巻のピッチング。

だが、つまずきは四回に待っていた。先頭のアブラハム・アルモンテは三振に仕留めたが、続くデレク・ノリスにヒットを打たれる。そしてジャスティン・アップトンには、甘く入った初球をホームランされ2点を失った。

白星が欲しい和田は先制された直後の五回、先頭打者として打席に立つとセーフティバントの構えを見せるなどして揺さぶり、粘って四球を勝ち取る。

デクスター・ファウラーが一塁線を破るヒット打つと、一塁から全力疾走を見せ三塁も回った。ホームはクロスプレーになったが、スライディングでタッチをかわし、自ら1点を返した。この回チームは逆転に成功する。

勝ち投手の権利がかかった五回裏のマウンドに上がった和田。だがランナーを背負うと、2アウト取ったところで投手交代を告げられる。白星を目前にしながら、無念の降板となった。

左脚の異常で故障者リスト入りしていた和田。ようやく迎えた今シーズン初先発にファンからは、「勝敗は付かなかったが素晴らしい内容」「カブスの和田いいな。あの球速で大リーガーが振り遅れるのが凄い」「勝ち負けつかなかったけど、この内容ならまたチャンスはもらえそう」など、次回の登板にも期待できる内容だったという声が多い。

試合はカブスが逃げ切り、3-2で勝利している。

#Cubs pitching delivered big in last night's 3-2 win. #LetsGo

Posted by Chicago Cubs on 2015年5月21日
《岩藤健》

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