【CLIPSAL15】オーストラリアで伝統的なモーターレースの歴史 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【CLIPSAL15】オーストラリアで伝統的なモーターレースの歴史

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CLIPSAL500
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オーストラリアでの自動車国内レースCLIPSALは今ではF1と同じくらいにファンが多いレースとしての地位を確立した。

F1は国内外ではお馴染みだが、CLIPSALはオーストラリア国外では名前が浸透していないのでCLIPSALのレースの概要を語る前にオーストラリアでの自動車レースの歴史をまとめてみる。


■オーストラリアでのF1はアデレードからスタート

FIA(国際自動車連盟)が開催するF1レース、こちらオーストラリアでは、1985年-1995年までアデレードで開催。その後1996年にこのF1レースがビクトリア州メルボルンに移ることに決定となる。

■CLIPSALの原型となるレースがスタート

その3年後、今のCLIPSAL500の原型となるレースが開催された。CLIPSALは、オーストラリアの電気アクセサリーメーカーで、このレースのスポンサーとなっていることからレースの名前としてつけられた。

レース開催中、いくつかの種目が開催されるが、メインレースは、V8(8気筒)スーパーカーによるもの。開催当初は、オーストラリア国産車(ホールデン・オーストラリアフォード)のみであったが、次第に形が変わり日産やボルボなどが加わるようになった。

先日行われたメインV8レースでは、以下の車が参戦した。

ホールデン・コマンダーVF
メルセデス・ベンツE63V8
ボルボS60
日産アルティマ
フォード・ファルコンFG

■メインレースの走行距離合計が500km

メインレースとなるV8では、4日間開催のうち、後半2日間にかけて125kmを2周と250km1周の合計500kmを走ることからレースの名前に500が使われている。

また、4日間のレース開催中には以下の7つの種目に分かれ、それぞれにレース1・レース2・レース3で展開される。

Dunlop
Australian V8 Ute Racing Series
ENZED Touring Car Masters
Australian GT Presented by Pirelli
Toyo Tires Robby Gordon’s Stadium Super Trucks
Porsche Carrera Cup Australia
V8 SUPERCARS(メインレース)

F1に比べると国外ではまだまだ名前が知られていないが、CLIPSAL500最終日の日曜日には、100,000人弱の観客でこのレース会場は賑わった。
《Australia Photographer Asami SAKURA》

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