ベルギーの西フラーンデレン3日間、3月7日の第1ステージはブルッヘ~ハーレルベケ間の174.1km。地元ベルギーのイブ・ランパート(エティックス・クイックステップ)が、逃げ切りで移籍後初勝利を飾った。
レースは残り57km地点で約15人の先頭集団が形成される。その後、この選手たちはメイン集団に吸収されるが、9.9kmを4周する最後の周回コースの1周目に再び5人が抜け出す。
最後はこの5人での優勝争いとなり、ランパートが少人数スプリントを制した。2位はトシュ・バンデルサンデ(ロット・スーダル)、3位はサンダー・コルデール(バストほーどサービス・ゴールデンプレイス)が入った。
トップスポートフラーンデレンから今季加入したランパートにとっては、移籍後初勝利。また前日のプロローグで8秒差の5位に入っていたため、この日のボーナスタイム獲得で総合首位にも浮上した。
ランパートは地元での勝利を喜び、この勝利を恩人に捧げた。
「ハーレルベケで勝ったのは、とてもうれしい。住んでいるところから5kmだからね。オウデ・クワレモントで僕たちは先頭でペースを上げ、14、15人の逃げに入った。でも、集団は最後の周回コースが始まる直前で僕たちを捕まえた」
「だけどその1周目に僕は加速し、5人で先頭に立った。僕は残り200mでスプリントを開始し、バンデルサンデを抜いたんだ」
「この勝利を先日亡くなったフィリップ・バンドルぺに捧げたい。彼はレース主催者で、U23時代の僕のスポンサーでもあった。チームにとっても親友だったんだ」
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