ポルトガルの2015年アルガルベ一周。最終日2月22日の第5ステージを終えて、イギリスのゲラント・トーマス（スカイ）が総合優勝を獲得した。
トーマスは第2ステージで逃げ切り勝利を挙げ、2位以下に30秒以上の差をつけて総合首位に浮上。その後のステージでもこのリードを守り切った。
この最終ステージ、トーマスはチームメイトに守られて危なげなくゴール。総合2位ミカル・クビアトコウスキー（エティックス・クイックステップ）との27秒差、総合3位ティアゴ・マチャド（カチューシャ）との1分11秒差を守って、イエロージャージに袖を通した。
このレースでスカイは、リッチー・ポートが第4ステージ優勝と山岳賞を獲得。またこの週末はアンダルシア一周でクリストファー・フルームが総合優勝を挙げており、チームにとって大成功となった。
自身3度目のステージレース総合優勝を飾ったトーマスは喜びを語った。
「レース前はリッチーがエースだったけど、僕が2日目にチャンスをつかみ、たまたまジャージを獲得したんだ。すごくうまくいったね。チームにとってはステージ2勝、総合と山岳賞のジャージだ。本当に楽しい1週間だった」
「パリ～ニースとクラシックを前に重要な1カ月だった。（アルガルベ一周の）過去の勝者を見ると強力な選手ばかりだ。強いチームもたくさん来ていた。僕はそんなに勝利が多い方じゃないから、本当にうれしいよ」
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