無人空撮機器の開発、販売を手がけるDJIは、新型機「Inspire 1」のデモ飛行を行った。横浜で開催されているCP+にて披露された。
DJIは、北米、ドイツ、中国と日本の世界4極に拠点を持ち、無人空撮機器の開発と販売を行っている。手がける製品は、フライトコントローラーシステムから、カメラ一体型マルチコプター、ハイエンドマルチコプタープラットフォーム、カメラの安定撮影を可能にするジンバルシステムなどとしている、販売は好調で、2006年に月20-30台のものが、2014年には2万-3万台へと増加しているとのこと。
今回披露したハイエンドのInspire 1は、重量が2935g、最大飛行時間20分、フライト最大速度は水平で22m/s、垂直で上昇は5m/s、加工は4m/sというスペック。撮影を安定させるジンバルシステムを採用し、画像転送にも対応。価格は税込み38万3400円としている。
スポーツシーンや自然の風景など、近年の動画撮影においてはダイナミックな画角が多用されているが、こうした空撮機器の普及は著しい。あわせて、カメラの耐性向上もこうした動画撮影を可能ししている要素となる。
Inspire 1の飛行でもにおいても離着陸は、極めて安定しており、人間の目ではなかなかとらえることのできない目線での撮影に、一層の活躍が期待される。
《編集部》
page top