5位アーセナルと6位トッテナムはローカルのライバル同士というだけでなく、チャンピオンズリーグ出場圏の4位を狙う相手でもある。試合は前半11分にアーセナルが先制するも、後半11分にケインのゴールでトッテナムが追いつく。
1-1のまま試合は進み引き分けかと思われた後半41分、再びケインが決め土壇場で勝ち越したトッテナムが勝利した。
試合後トッテナムを率いるポチェッティーノ監督は、21歳の新鋭を褒め称えた。
「ポチェッティーノ監督（以下敬称略）：今日のハリー（ケイン）は素晴らしいパフォーマンスで、素晴らしい選手であることを示した。だが彼はまだ成長できると思う。彼がその大きなポテンシャルを発揮できるよう後押ししていくべきだ。今日のパフォーマンスは確かに素晴らしいものだった。彼が代表チームでプレーすべき選手だと代表監督が考えるなら喜ばしいことだ」
アーセナルとのダービーマッチを制したことについては、特別な勝利だったと振り返った。
「ポチェッティーノ：特別な試合で特別な結果だったと思う。アーセナルとのダービーで、サポーターと選手たちのために勝ち点3を獲得することができた。頭を使った戦い方ができたと思う。非常に良い戦いをしながらもチームの情熱と熱意を見せられた。それが私にとって重要なことだった」
チャンピオンズリーグ出場圏が見えてきたトッテナム。今後は高いレベルの維持が課題になるとポチェッティーノ監督は語る。
「ポチェッティーノ：同じレベルを保っていくことが必要だ。それだけが我々の意識していることだ。モチベーションと選手全員の良い状態を保つのが難しいことは分かっているが、それが我々の挑戦だ。全員が良いコンディションを保って、今日のような戦いを見せ続けていきたい」
