アワーレコード挑戦のボブリッジ、前半飛ばしすぎだった…ブランドル、フォイクトとデータ比較 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アワーレコード挑戦のボブリッジ、前半飛ばしすぎだった…ブランドル、フォイクトとデータ比較

スポーツ 短信
STAGE1
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  • マティアス・ブランドル(IAMサイクリング)がアワーレコード世界新記録樹立
  • アワーレコード世界新記録を樹立したイェンス・フォイクト(トレックファクトリーレーシング)
1月31日にアワーレコードに挑戦したが、惜しくも記録更新はならなかったオーストラリアのジャック・ボブリッジ(バジェット・フォークリフツ)。そのペースに関する興味深いデータがSNS上で公開されている。

2014年5月にアワーレコードのルールが改正されて以降、現在まで主な挑戦者は3人。昨年9月にドイツのイェンス・フォイクト(当時トレックファクトリーレーシング)が51.110kmの最初の記録を打ち立てると、翌10月にオーストリアのマティアス・ブランドル(IAMサイクリング)が51.852kmの新記録を樹立した。

この記録を上回ることを目指したボブリッジは51.300kmに終わり、更新はならなかった。

とある自転車パフォーマンス分析家が、この3人のペースをグラフ化したデータをツイッターで公開した。これによるとフォイクトとブランドルは、ほぼ一定のペースを維持。さらにフォイクトの場合は終盤にややペースを上げるなど、43歳のベテランながらも驚異の身体能力を見せている。

一方、ボブリッジは序盤54~55km/hのハイペースで入りながらも、後半に入り徐々に失速している様子がうかがえる。筋肉のケイレンにも苦しんだというボブリッジだが、それもこのペースダウンに影響しているのかもしれない。

2月8日にはツアー・ダウンアンダーを制したオーストラリアのローハン・デニス(BMCレーシング)がアワーレコード挑戦を予定している。どのようなペースメーキングをするのか注目だ。

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