全豪オープン終了後の世界ランキングで、錦織圭は現状維持の5位に据え置かれる見込みだ。
全豪オープン準決勝で前年度覇者のスタニスラス・ワウリンカがノバク・ジョコビッチに敗れ、連覇の夢が潰えた。この結果により昨年優勝分のポイントを失ったワウリンカは、世界ランク4位から9位に後退することが決定的となった。
代わりに全豪の決勝に残った6位のマレーが4位に上がる見通し。
昨シーズン4勝を挙げた錦織にも、世界ランク後退の可能性はある。昨年と同等か以上の成績が求められる現状に「これから全仏まで、去年と同等以上の活躍って本当に大変」「次はメンフィス、おそらく第1シードぽいから3連覇して250ポイント失効を防ぎたい」「去年の錦織は全仏1回戦負けだし、今年はもっと上がるだろうから平気…と思いたい」などの意見がある。
世界ランク5位の錦織と4位のワウリンカは全豪の準々決勝で対戦したが、ワウリンカ9位後退なら同じドローに入れられる可能性あり「MS・GSの4回戦で錦織VSワウリンカが実現する可能性が生まれてしまった。迷惑下位シード誕生の瞬間である」と危惧する声も。
最新の世界ランキングは全豪オープン終了後に正式発表される。
《岩藤健》
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