ロードバイクブランドのアルゴンエイティーンがツール・ド・フランスに出場を果たした。
トライアスロン界でトップブランドとしての地位を確立してきた同社は、これまでもカナダのスパイダーテックや、米国のジェリーベリーなどとのコラボレーションしてきたが、2015年よりドイツのプロコンチネンタルチーム、ボーラ・アルゴンエイティーンとの強力なタッグを組むことにより、さらに一歩踏み込んで頂点を目指す最高峰の舞台に開発の重点を置くこととなった。
1月18日からスペインにてトレーニングキャンプを開始しているチームは2010年に発足したネットアップ・エンデューラが母体。2014年のツール・ド・フランスでは初出場で総合7位に送り込んだ。2015年はドイツ籍のプロコンチネンタルチームとして生まれ変わる。ライダーにはチェコのヤン・バルタをはじめとする元来のメンバーに加え、キャノンデールからクリスティアーノ・サレルノ、ヨーロッパカーからビョルン・トゥーラウ、ドイツロードレース界期待の若手ドミニク・ネルツもBMCより加わった。
スポーツバイクメーカーのアルゴン エイティーンはカナダ・モントリオールに本拠を置くスポーツバイク専門メーカー。CEOで元ロードレースカナダ代表のジェルヴェー・リゥが、選手を引退した後に始めたバイクショップのオリジナルブランドが起源。
メインスポンサーのボーラクッキングシステム社はドイツに本拠を置き、世界中に顧客を持つ高級システムキッチンメーカー。代表のウィリー・ ブラックバウアーが熱心なサイクリストであることでも有名。2014ツール・ド・フランス中に、同チームに対する5年間のスポンサード契約締結を発表。
《編集部》
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