12月12日、カブスからフリーエージェントとなっていた藤川球児投手がレンジャーズと1年契約に合意したと米メディアが伝えた。
藤川は鳴り物入りでカブスへ入団。メジャー1年目の開幕戦で初セーブを挙げたが、その後、右肘の張りを理由に故障者リスト入り。一度は復帰するも6月に靱帯修復手術を受けた。今季8月には再度復帰して15試合に登板したが、13回を投げて防御率4.85という成績に終わっていた。
藤川のレンジャーズ入団という米メディアの報道を受けて、「阪神時代の球威を取り戻せば、メジャーでも十分に活躍できるはずだ」「藤川には、ぜひ、メジャーで成功してほしい」「阪神ファンとしては戻ってきてほしい気持ちもあるが、それ以上にメジャーで活躍する姿を見てみたい」「火の玉ストレートの復活を期待してます」など、藤川の再起に期待する声が多数。
レンジャーズはWBCや北京五輪でも日本代表チームで共闘したダルビッシュが在籍。旧知の間柄だけに藤川にとっては心強い存在だろう。阪神時代の火の玉ストレートで、メジャーの強打者をきりきり舞いさせる藤川の躍動する姿をファンは期待してやまない。ここで、日本に戻るわけにはいかない。藤川にとって、来季はメジャーで成功するかいなかの正念場といえるだろう。
《浜田哲男》
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